更年期に気をつけたいのは、他の病気を誘発、併発してしまうこと。気をつけたい病気の例を紹介します。

・骨粗鬆症
女性ホルモンのエストロゲンの低下や自律神経の乱れにより起こります。エストロゲンには骨が減ったりもろくなるのを防ぐ働きがあり、減少すると骨がもろくなり骨折しやすくなります。

・高血圧
同じく女性ホルモンのエストロゲンの低下により、血中コレステロールが増え、動脈硬化を起こしやすい状態になります。自律神経の乱れも血圧変動を引き起こし、頭痛、肩こリ、めまいがひどくなります。

・高脂血症
高血圧と同じく血中コレステロールが増え、血管壁に付着し、血管壁を固くしたり弾力を失わせて動脈硬化を促します。のぼせや頭痛、ひどい場合はうつ状態も。

・糖尿病
糖尿病は特に自覚症状がないまま進行するので特に気をつけたい病気です。遺伝要素もありますが、更年期のイライラや不安から過食や肥満に陥り、運動不足やストレスと重なるとさらにやっかいです。のどが渇く、食欲があり、甘いものがほしくなるといった症状に続き、手足のしびれ、肩こり、耳鳴り、めまいが起こります。定期的に健康診断を受け、血糖値を測り早期発見しましょう。

・子宮筋腫・子宮内膜症
子宮筋腫がある場合、更年期になるとホルモンのバランスがくずれ、筋腫が一時的に大きくなり、症状が悪化することがあります。閉経とともに委縮しますので、薬物で様子をみることが多いようですが、日常に支障をきたすようなら手術等の治療をします。子宮内膜症も同じですが、若いうちから悩まされている人は更年期になると更に悪化することがあるので要注意です。



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