ここでは、女性と密接な生理と更年期の関係を見て行きましょう。卵巣は初潮から約30年で機能を停止しますが、その機能が落ちてくるのが30代半ば頃です。その後、その機能が止まり閉経するまでの次期が更年期です。閉経年齢の平均は50.5歳。早い人では30代で閉経する人もいます。生理の周期が乱れてきた、量が増えた、痛みが増したというのが更年期に突入したサインでしょうか。

生理は、卵巣から分泌される女性ホルモンによってコントロールされています。女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2つがあります。これらは勝手に卵巣から分泌されるわけではなく、脳の視床下部がコントロールしています。つまり脳の視床下部→脳下垂体→卵巣という経路です。脳の視床下部は自律神経もコントロールしているので、ストレスがかかると血流バランスが崩れ、生理不順や痛みを倍増させます。

妊娠、出産の有無は、更年期症状の重さに関係はないようです。ただ、女性にとって子供の存在は大きいもの。「ほしかったのにできなかった」と悩んでいた人にとってはたいへんなストレスになっている場合があり、更年期症状を悪化させてしまうことが考えられます。これは、子供のいない私にとっても他人事ではありません。

子供だけでなく仕事についても同じです。仕事のストレスが大きければ大きいほど、症状が悪化します。この年代はオーナーや中間管理職としてバリバリ働いている人や子育てがひと段落して社会復帰し、新しい環境で働き始めた人も方も多いのでは。ストレスを溜めすぎないよう注意しましょう。



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